義太夫教室の太夫の稽古では
菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
寺入りの段をやったり、
今は車曳きの段もやってます。
寺入りはお師匠さんから前後関係や、伏線とか聞いて
登場人物の心境が複雑でおもしろそうだなと思って、
歌舞伎や人形浄瑠璃で早く見てみたいなぁと
思ってました^^
車曳はまだ稽古が始まったばかりでよくわかってないw
でも発表会に向けて年明けに語り分けするとこ選ぶので
勉強して練習するのも年末年始休みのお楽しみやね~ん
(≧∇≦)
寺子屋超簡単に解説
菅丞相(かんしょうじょう)(菅原道真)に仕えてた竹部源蔵(たけべげんぞう)夫婦は田舎で寺子屋を営んでおり、菅丞相の子、菅秀才(かんしゅうさい)をわが子として匿ってましたが、寄合に出かけた際に、敵方にそのことがバレてて、菅秀才の首を差し出すよう詰め寄られます。
生徒の誰かを身代わりにしようと考えるも、どの子も見るからに田舎者ばっかりでとっても高貴な菅秀才の首の代わりにはならないと悩んでたところ、
その日源蔵が寄合に出かけてる間に入門した小太郎という子を見て、その子があら❤なんと育ちのよさそうな子だったため、小太郎を身代わりにすることにします。
やがて敵方に仕える一味と共に菅秀才の顔を知る松王丸(まつおうまる)が、本物の菅秀才の首かどうかを見極める首実験のためやってきます
源蔵は奥で小太郎の首を斬り(T△T)
菅秀才の首だと松王丸に差し出します
松王丸はあっさり菅秀才の首だと認めて
源蔵夫婦は菅秀才を守ることができました。
松王丸は元々は菅丞相に恩義があるのに敵方についた裏切り者です
が
実は
小太郎は松王丸の子だったのです
Σ(・ω・ノ)ノ!
菅秀才の身代わりになることを予測して
妻の千代と話し合って小太郎をこの日入門させ
自分の子を身代わりにすることで
菅丞相に恩義を返したという
そうゆう話です。
封建社会では
ホンマにこんなことが当たり前だったのかな
今じゃ考えられへんけど
お国のためって言って15、6歳の子が戦争で死んでいったのが
たった数十年前か。。。
こうゆう心境を表現する役者さんとか、太夫さんとかホンマすごい。。
1月の歌舞伎で寺子屋と車曳やるらしい
ってことで
タイムリーなことに1月の歌舞伎で、
その寺子屋の段と、車曳きが観れるとのこと。
観たいけど
観たいけど
もうほぼ1等席しか空いてない。。。
20000円かぁ。。。(´・ω・`)
ううう。。。一応リンク↓
でもほんと今いい時代ですね
youtubeで検索したらマルっと出てきましたわよw
「寺子屋」 海老蔵・菊之助・松緑・梅枝-平成28年5月歌舞伎座 團菊祭
主役の松王丸が海老蔵さんバージョン。
この動画は解説もついててとってもよいです!!
人物の感情表現とかについてもわかりやすく解説されてるので面白くて見入ってしまいました。
首実験の場では松王丸の複雑な心境の演技と緊迫感。
泣いたしw
消される前にいっぱい観とこ~
1月の歌舞伎の幸四郎さん松王丸のバージョンもありました
見比べると面白いです。
型も違うとこあったり。観たいのがいっぱい♪
お正月休みは
練習したり
勉強したり
ブログ書いたり
明日遅めの大掃除( ̄▽ ̄)♪
あ。そうそう。
池袋歩いてたら
こんな広告めっけました
今年歌舞伎デビューしたばっかりで
いろいろあって懐に余裕はないですが、
入場500円なのでお正月休み中池袋通るついでに行ってみます
あと
こないだ女流義太夫演奏会でいっぱいいろんなチラシもらってきて
その中にこれ入ってました
太棹三味線おもしろいですよ^^
ちょっと興味ある方は三味線触ったり
義太夫に触れるチャーンスw
なぎ義太夫協会の回しもんでもなんでもないけどw
個人的に
越若さんの太夫、すごい迫力あってかっこよかったので
越若さんの稽古も受けてみたいから
行ってみたい♪
↓ぽちっと押してくだしゃい
にほんブログ村