自粛真っただ中だった4月終わりころ
なぎがCGを学んだ学校、デジタルハリウッド、通称デジハリの伝説の先生、南雲先生の南雲塾で怒涛の課題を一緒に乗り越えたデザイナー仲間から
「みんなを笑顔にする」がテーマの短編動画コンテストに応募する作品のアイデアに協力してほしいと連絡が来て
私なんかで力になれるかな、、と思ったけど
なぎが今までやってきた人前で歌うことや踊ることをベースのアイデア、特に、淡路の人形浄瑠璃を取り入れたいと言ってくれて、
これは淡路の人形浄瑠璃をひとりでも多くの人に知ってもらえるチャンスだし、おもしろいもの作りたい!!ってわくわくして、ぜひやりたいと返事した
今やるならこれはもう『麒麟がくる』でスポットが当たってる光秀がメインのものやるしかないなとは思ってて、
人形に愛着もってもらえるようなことやりたいってところから、まず「光秀のボヤキ」ってのが思い浮かんで、そこから、光秀のボヤキに対して人形遣いがツッコみ入れるとか、光秀の人形こんな愚痴言ってそうとか、久吉の人形かっこええから久吉も出したいなとか浮かんで、
じゃあ、『M1グランプリ』みたいに、登場前になんかかっこええ紹介動画とか音楽流して、それで登場してきて漫才したらええんちゃうかと
今回一緒に作ろうって誘ってくれたデザイナー仲間が手掛けているyock designの戦国武将のタイポグラフィデザインがめちゃくちゃかっこよくて、動画にそのデザイン取り入れて、伝統芸能、人形浄瑠璃というものに対して何か堅苦しくて難しいものって壁を取り払えて、かっこいいイメージで人形浄瑠璃というものを知ってもらい、かつ登場する人形に愛着感じてもらえたら、興味持ってくれるんやないかなと。
でもやっぱり伝統芸能だから、そうゆう動画に出しても大丈夫なのやろかとか、こんなことしたら怒る人おるかなとか、いろいろ考えてもて、とりあえず、人形座の人形遣いの先輩に連絡して、こうゆうものを作りたいと思ってるんですが。。。って相談したら
面白そうだし、多くの人に知ってもらえるのならとのことで、アイデアやネタ含め、人形座の方々全面的に協力してくださって、地元の福良東本町のだんじり唄の方々にも資料提供で協力して頂き、出来上がった動画がこちら
前半のキャプションや構成は何度も打ち合わせして練り直した。
人形浄瑠璃知らない人にどこまで伝えるかとか、人形浄瑠璃『絵本太功記』の光秀・久吉と、史実としての光秀・秀吉の線引きとか。。。
そこの折り合いにものすごく悩んで
でも最終的に、あれもこれも伝わるようにしないとって思うよりも、知らない人が見て、なんとなく光秀と秀吉(久吉)のイメージに沿うもので、かっこいい、面白い、って感じてもらえたらいいんじゃないかなといろいろ削ってこんな感じでまとまりました。
人形浄瑠璃知らない友達や、淡路にいてもあまり興味持ってなかった身内にも観せたら、まず人形の表情や動き、間に驚いてた。
実際この間と動きは淡路人形座の人たちしかできひんと思うwww
朝早くから何テイクも撮ってくれたそうで、撮影時の話聞いてるとメイキング映像残してたらよかったのにって思うくらい面白かったwww
そして、前半動画に登場するタイポグラフィ、よく見るとその人物に関するキーワードや文章でできてるので、ぜひ動画停めてよ~~く見てください♪
光秀、秀吉の他にも、yock designには戦国武将タイポグラフィデザインたくさんあって、グッズも販売されています。
かっちょいいでしょ🎵