太夫の稽古楽しい(≧∇≦)わっほい♪

義太夫教室が3月で修了して

1か月ほどぼけぇっとしてましたが

スイッチ入って師匠を決めて稽古に毎週楽しく通ってます

まわりまわって義太夫に行きついたけど

なぎが歌を好きになったきっかけは

大好きやったおばあちゃんが歌を教えてくれたから

おばあちゃんとお風呂に入ると

小林幸子八代亜紀美空ひばりの歌を教えてくれて

おばあちゃん家にあった8トラのカラオケで

とまり木とか

雨の慕情とか

歌ってました

これ、雨の慕情歌ってるとこw

このマイカラオケセットお気に入りで、おばあちゃん家に泊まるときは必ず持参

この絶望的な鼻の低さとおばあちゃん好みの髪型www

ぶっさいくwwww

小さい頃から両親に連れられて飲み屋とかスナックに行くことが多くて、大人がカラオケで歌ってる曲を覚えて歌ってました。まだスナックとかでも、歌本見ながら歌ってました。小学校高学年くらいから、淡路の田舎のスナックでもレーザーディスクが普及し始めた感じ。

小学校の遠足でバスで『ホテル』歌ったなぁ( ̄▽ ̄)

あなたの肌にぃ~ 爪をたぁ~てぇたぁ~い~~~♪

淡路島の南部ではだんじり唄ってのがあって、義太夫のショートバージョンというか、太鼓と拍子木に合わせて、人形浄瑠璃の演目から重要な筋書のところや、セリフを語ったりします。

過去記事↓

☆淡路島☆淡路のゴスペル!?だんじり唄

春祭りで町内会ごとに披露するために、熱心な町だと年明けくらいから練習を始めて、コンテストに出場するグループもあったりします。

なぎがだんじり唄始めたのは、小学校のクラブ活動で、『傾城阿波鳴門 巡礼歌の段』を練習してました。淡路の南端で毎年開催されてるうずしおマラソンの前夜祭で公民館で披露したのと、学校の行事でもやりました。カラオケ大会とか出たことあるのに、だんじり唄は緊張して声が震えていつもより声が出なくて悲しかった思い出がw

だんじり唄の稽古は、その地域で名人って言われてるおっちゃんが指導に来てくれてました。

おばあちゃんから歌を教えてもらった時も

スナックで歌覚えた時も

だんじり唄を稽古してもらった時も

中学校で太夫の稽古した時も

テープを聴いて覚えたんじゃなくて、教えてくれる人の真似したり、人が歌ってるのを聴いて覚えて好きになったってところが共通していて

この時は録音しながら練習なんかしてなかったから、何度も直されて、自分でもどこがアカンのかわからなくて、感覚でしかなかったから、前はこんな感じでよかったのに。。。って思うこともちょいちょいありましたw

太夫の稽古始めて、最初の稽古は本読みだけなのに最初の1行も進まずw

出だしの文章

『ここは紀の国 日高川~~~』

“ここは”だけで終わりましたorz

最初はホントにどこが悪いのか全然わからなくて、

師匠に、『そう!』って言ってもらったときの感覚を再現しようとするけど、全然できてないっぽくて、稽古の録音を何度か聴いて、ようやく、こうゆうことかな?って糸口は見つかって、でも次の稽古でまたダメ出し。。。な感じです( ̄▽ ̄)

どうしたらうまくできるかはまだ分からないけど、自分がヘタクソなのはわかるwww

今稽古中の演目が

日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)

という、うら若き清姫が、嫉妬に狂って大蛇のバケモンになって川を渡って愛しい人を口から火を噴いて焼き殺すというお話しで、これが大好きで、中学生の時もやってたけど、なぎはお姫さん役は語れなくて、たいていどの演目でもオッサン役だったので嬉しいw

義太夫語るときは、例えば出だしの

『ここは紀の国 日高川』

だと、

こお~こお~わあ~ きい~のお~くう~にい~ ひいだあ~かあ~があ~わあ~

って大げさに言うとこんな感じで

伸ばした母音に節がついてたりしてて、

この母音を“産字(うみじ)”って言って

この産字のところまで力抜かずにしっかり音当てたり、

例えば

かわ(川)

皮(かわ)

などの同音異義語の表現の仕方とかも注意されたり

言葉に意味を持たせてしっかり伝えることを意識して語ることを練習していて

改めて

日本語って面白いし、奥が深いなぁと思います。

なぎが演歌や義太夫好きなのは、やっぱり日本語の言葉の表現が好きだからというのはあって

日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)の中の分節だと

“清き 流れも”

“女心の一筋に”

とか

なんとなく、どこをどんな風に表現するかとかってイメージが沸くところがあるけど

意識してるつもりでも、自分のはやっぱり注意されたところは後で録音聴くと一本調子な感じで

師匠のお手本は、ひとつひとつの言葉にしっかり表現と意味が込められてるのがわかります。

義太夫教室に行き始めてから、浪曲講談も仕事中にBGMで聴くようになって

改めて日本語の話芸って面白いし奥が深いなと思います

強弱、息の強さ、間、

それらを駆使して語りだけで情景や空気感を伝えることができる日本語の表現て改めてすごいなぁと☆

だから、稽古は難しいけど面白いです♪

太夫の稽古してたら発声や表現の仕方の幅も広がって歌もうまくなったらいいな^^♪

年に2回、素義会(そぎかい)という、アマチュアの太夫や三味線弾きの発表会があります。プロの方に三味線弾いてもらったり、太夫をお願いするので、プロの方々の太夫や三味線も聴けるけど、お客さんは入場無料です。

んで、この秋の素議会に出たいから、それ目標に頑張ります~☆

素議会は無料で観れてお弁当も出るので

もしなぎが出るの決まったら

観に来てくださいな(≧∇≦)☆

出れるかなw

がんばるんば。

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