こんばんは。なぎです^^
淡路に帰省日程の5日間
あっという間に過ぎ去って
今自宅のPC前です^^
ほんとうに書きたいことはたくさんあるけど
とにかくスマホでWordpressが更新しづらくて
サクサク更新できず
ネタはいろいろあるけど
今日は淡路人形座に行ってきたので
人形座について書こうと思います。
淡路人形座って?
いろいろと詳しいことは、淡路人形座の立派なHP
に細かく詳細が書かれてますが、なぎみたいに長くて漢字が多い文章が苦手な人のために人形座のHPええとこどりで完結に書きます(笑)
まずはここの動画がわかりやすいかも^^
淡路人形座紹介動画
淡路人形浄瑠璃のなりたち
伝承によると、摂津西宮の百太夫(ひゃくだゆう)が淡路に来て人形操りを伝えたとされてます。
江戸時代になると、
上方から新しい浄瑠璃・技術を取りれたりして
野掛け小屋という仮説の芝居小屋を組んで
全国に巡業に出るようになりました。
最盛期、享保・元文期(1716~41)には40座以上の座があり、
巡業先は南は九州、北は中部・北陸から東北に及び、
日本各地に伝統芸能として人形芝居が伝承されているそうです。
大阪で「文楽」を創始した植村文楽軒も淡路出身です。
淡路人形のひろがり
淡路人形座HPのこちらのページ
の現在活動中の淡路人形芝居一覧を見ると、
日本全国伝統芸能として伝承されてる人形芝居の多さにびっくりします。
もしかしたらみなさんの出身地の近くでも人形浄瑠璃の文化があったりするかもですね
そういえば
先日の竹本土佐恵師匠の演奏会
このときの解説や土佐恵師匠のプロフィールによると、
長野県に義太夫の指導に行かれてるとありました。
長野でも人形浄瑠璃があるんだなと思ったくらいだったけど
淡路から伝わったんですね
それから、今日人形座に行って、
人形遣いの吉田史興先輩(普段本名で呼ばせて頂いてますが、ここでは史興先輩で^^;)と吉田廣の助先輩にいろいろ話を伺って
長崎県の東彼杵町というところでも公演をしたりしていて
近々また行かれるという話を聞きました。
そのイベントの詳細は今のところ検索したけど見当たらなかったので、
また詳細わかったら発信したいなと思います。
淡路人形座誕生~☆
江戸時代には40もの座があった淡路の人形浄瑠璃も、
明治時代以降、他の娯楽が入ってきて人々の関心が薄れ、
後継者が育たず、
第二次世界大戦以降は消滅の危機にありました。
それでも
伝統を守ろうとする人々の力で1964年「淡路人形座」が誕生しました。
江戸時代に栄えた吉田傳次郎座の道具類を淡路人形座が継承しているそうです。
今では国の重要無形民俗文化財に指定されており、
世界各国で公演、地元の子供会、小・中・高校に指導に行って後継者の育成もしています。
座員の方々勝手にピックアップw
人形座の座員の方々は地元の各学校の郷土部や子供会など出身の方がほとんどで、
自分たちの先輩ということになります。
中学生のなぎたちにプロとして指導に来てくださってましたが
当時中学生だった自分らにとっては5つ6つ以上のお兄さんって感じで、
けっこうふざけてじゃれてました(スイマセン。。。)
でも今も変わらず兄貴分って感じです。
人形座の先輩方は、
ずっとこの地元の伝統芸能を守って、
毎日芸を磨いて精進していて、
本当にすごいことやと思います。
吉田新九朗先輩
人形遣いの方で、
なぎが所属していた南淡中学校の1期生の先輩です。
南中の郷土芸能部の先輩といえば、真っ先にこの方が浮かびます。
ちなみになぎは10期生です^^
郷土芸能部が創設したときの先輩です。
なぎは太夫だったので直接指導して頂く機会は殆どなかったですが、
なぎが卒業後、
人形座に遊びに行っても覚えててくれてて、
当時は挨拶できるだけでも嬉しかったのを覚えてます。
数年前に
『玉藻前曦袂』(内容的にたぶんこれ)
を観たとき
人形を遣う姿、衣装の早変わりがほんとうにカッコよかったです。
吉田史興先輩
史興先輩は常に日本中飛び回ってるイメージです。
つい先日もインドに行かれてました
※写真の掲載許可を頂きました(こちらからの転載はご遠慮ください)
人形座のHP新着情報によると
兵庫県とインド・グジャラード州が相互協力に関する
覚書を締結した事を機に一層の交流を推測するため
10月29日(日)~11月3日(金)の日程で
兵庫県団が同州に訪問し淡路人形座の座員、吉田史興が
同行し淡路人形ワークショップを披露いたしました。
現地の新聞にも掲載して頂きました。
とあります。すごいです。
ご本人は顔の面積がやや広いことをよくネタにしてますが、
写真で見るとやっぱり存在感ありますね(笑)
後で怒られるかもww
お芝居は繊細で、でも心のスケールはデカい人形遣いさんです。
吉田廣の助先輩
癒しの人です^^
物腰が柔らかくて廣の助先輩は100%の優しさでできてると思います(笑)
でもやっぱり人形を扱ってるときの顔は真剣でかっこいいです。
お芝居中は黒子被ってるけど^^;
人形座の方々は基本淡路の人
つまり
べたべたの関西人で、
しかも毎日たくさんの観光客を楽しませてるので、
そこいらの芸人よりもしゃべりは面白いし、
何より『間』の達人です。
人形座の公演では、
お芝居の前後で人形の解説があったり、
記念撮影ができる時間があるのですが、
何度行っても笑いが起こってます。
今日は廣の助先輩の解説でした。
団体で来てはった観光客の人たちを笑わせてました。
この解説で、
人形浄瑠璃ってなんか堅苦しいとか、
難しいってイメージが割と払拭されると思います
竹本友里希(太夫)さん
吉田千紅(人形遣い)さん
こちらのお二人については、
2年ほど前に、
伝統文化を継承する若手を紹介する、
『明日への扉』
という番組を観て、すごい感銘を受けました。
とりあえず観てw↓
高校卒業してすぐに人形座に入って切磋琢磨してる若い2人です。
最近、NHKの連続テレビ小説『わろてんか』で
広瀬アリスちゃんが娘義太夫の役をやっています
昔は娘義太夫はスーパーアイドルだったそうです
が
淡路には今でも実力を兼ね備えた
娘義太夫がいてるんです。
淡路では小・中・高のときから
人形も太夫も毎日本格的に練習しており、
10代の娘義太夫・人形遣いも後継者団体発表会や公演で見ることができます。
こちらのお二人は事あることに取り上げて応援したいです(笑)
ちなみに『わろてんか』の見逃しは、
または
で観られます。
U-NEXTは31日間無料なので1か月で観れるだけ観ますw
この話題もまた別で記事書きたいなと思ってます。
んで、この11月25日(土)に
渋谷区文化総合センター大和田伝承ホールにて
淡路人形座の公演があります。
淡路の人形は文楽よりも大きく、
動きも派手だったりします。
そして、
淡路の人形浄瑠璃では、
人形遣い、太夫、三味線、
それぞれ女性も活躍していることも
特徴のひとつやと思います。
太夫では
人間国宝の鶴澤友路師匠がいらっしゃいます。
なぎは個人的に
女性が語る男役が好きなんです(笑)
宝塚かw
女性が男の心情を語って表現するって
難しいことやと思いますが
せやからこそ
そこに表現の妙みたいなんが出てくるんちゃうかなとか思います
歌舞伎で男性が女性を演じるのも
本物の女性より独特の色っぽさを感じたりしますしね(*´ω`*)
文楽だとすべて男性がやってます。
そうゆう点でも、
淡路の人形浄瑠璃は独特の味わいがあるかと思います
淡路の人形浄瑠璃
ぜひぜひ
この機会にご覧ください♪
順位、着々と上がってます。ぽちぽちお願いします