☆鑑賞日記☆淡路人形座渋谷公演観てきました(≧∇≦)

こんばんは。なぎです。

きのうは待ちに待った
淡路人形座の渋谷区文化総合センター大和田伝承ホールでの公演でした

開演が14時

普段土曜日は13時10分まで義太夫教室の三味線の稽古で

稽古終わったらダッシュで向かわないとな。。って思ってましたが

この日は義太夫教室お休みしてました

 

 

・・・・二日酔いで。

 

 

まぁ。。。翌日の用事のためにいろいろ準備することもあったのやけど

最近ちょっと疲れてて

電車で乗り過ごさなければ帰れるはずだったけど

見事に乗り過ごして

中野のカラオケボックスの座敷の部屋で朝まで爆睡して

朝方帰宅。朝焼けがキレイだったぜ。。。
よく寝た。

んでゆっくり渋谷に向かいました。

看板あった^^

東京にずっとおると、東京で淡路、しかも自分の
身近にあったものの気配を感じると嬉しくなる^^

席は真ん中よりちょっと後ろでしたが
どの席でもよく観えそうな感じでした

パンフレットの解説

裏表紙は

人形座のスターwの皆様(≧∇≦)

各演目のあらすじは
告知の記事に書いてあります^^
☆公演情報☆淡路人形座 11月25日(土)渋谷文化総合センター公演

まずは

本朝廿四孝 奥庭狐火の段(ほんちょうにじゅうしこうおくにわきつねびのだん)

内容とか勉強してすごく楽しみだった演目です。

去年長野の人からたまたま諏訪湖の御神渡りのこと
聞いてたりしたし

淡路で観た吉田新九朗先輩の衣装の早変わりがまた観られること、

それから八重垣姫に狐が憑りついて
その霊力で湖を渡るという内容が
どんな風に演出されてるのかが
楽しみでわくわくしてましたん♡

最初に舞台のセットの灯篭みたいなとこから
狐が顔を出して、

その狐があたりを動きまわります。
その狐の動きが細かくてかわいかった^^

八重垣姫が勝頼に迫る危機を知らせたい、

でも諏訪湖が凍って渡れない、

八重垣姫が霊力が宿る諏訪法性の兜に祈り、
兜を持って湖を覗き込むと狐の姿が映りこんで、

八重垣姫がビビりながらもまた覗き込むところとか
緊迫感があって身を乗り出して観てました。

音も三味線だけやなくて、琴も入ってます^^

三味線の音もなんか怪しげな感じだったりして独特でした。

八重垣姫の衣装が一瞬で変わって、
そこからお姫様が狐に憑かれた動きをします。

ここ好き(≧∇≦)

最後に新九朗先輩連続衣装の早変わり

一番最後に衣装を振り払うところ

超~~~~~~~かっけえええええええwwww

後ろの席のおっちゃんも思わず声上げてました^^

てか

本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)って
漢字といい、読み方もなんかかっこええし

好きな人を想う一心で

兜に祈ると狐の霊が憑いて諏訪湖を渡る

諏訪湖には御神渡りがある

歴史好き女子の中2病を誘発しそうな要素満載です。

歴史好きではないなぎでも

ちょっとなんかくすぐられてしまうw

機会があれば

いつか御神渡りと

八重垣姫の像を観に行きたいなと思います。

御神渡りツアーめっけ

諏訪湖と横谷温泉旅館

今年の正月バスツアーでこの横谷温泉旅館で泊まりました。
温泉絶景でした♪

この後は、

竹本友庄さんによる太夫の解説、

鶴澤友吉さんによる三味線の解説、

吉田史興先輩による人形解説

がありました。

さすがみなさん解説、

しゃべりめちゃくちゃ上手いですw

なぎは特に友吉さんの三味線の解説に感動しました。

出だしの三重という三味線のパターンがあるのですが、

同じ曲でも雨が降ってるとき、

雪が降ってる情景をあらわすときの演奏法の違いを聴かせてくれて

本当に雨が降ってたり
雪が降ってる日本らしい情景が頭に浮かんで

感動しました

義太夫教室の三味線の稽古で
最初のほうで三重は習ったけど

1つの短い曲でも
本当に奥が深いんやなぁ。。。

後ろのおっちゃんがまた

ずいぶんきれいな人だったなぁ。。。

ってプロフィール確認しながらつぶやいてたww

義太夫教室に行き初めて、
三味線の音がいろんな情景や心情を表現してることを知って、

それを意識して聴くのがすごく面白いです。

今まであんまり意識してなかったから、

こないだ淡路に帰ったときに
人形座で傾城阿波の鳴門観た時も、

子供のころから何度も観てるけ演目やけど、
いろんな細かいところに気が付いて、

また何回も観たいなって思った。

解説のあとは戎舞

この演目も何度も観てるけど、
なんか今までよりまた細かい演出加わってた気がした。

今まで気が付いてなかっただけかな?

戎さん、今回はお神酒と、YEBISUビールをちゃんぽんしてましたw

パンフレットにサッポロビールのYEBISUの広告載ってるやねw

ビールを並々注いで、

庄屋さんと戎さんがおっと!

ってなってるとことか、

庄屋さんとのやりとりの間がおもしろかった

念願の人形座の娘義太夫竹本友里希さんの太夫も初めて生で聴けた❤

最後は一谷嫩軍記 須磨浦組討の段

この演目も初めて観ました。

これは内容予習しておいてヨカッタなと思います。

武士の人形は派手やし、

人形が馬に乗って登場したり、

敦盛の首が打ち落とされたり、

観てるだけでも楽しめるかもやけど

もし何の前知識もなかったら

なんで突然岩陰から女が出てくるねん

誰やねん

ってなってたと思うw

義太夫教室で、この須磨浦組討の段の前の段、

須磨浦の段

の稽古をしてて、

そこで敦盛を探しに須磨の浦まで出てきた敦盛の嫁の玉織姫(たまおりひめ)が、

源氏方の武士、平山武者所(ひらやまのむしゃどころ)に見つかって、

嫁になれ言われて断って刺されてしまうんです。

ここで倒れてたんですね。

気を失って倒れてたところに、熊谷次郎直実(くまがいじろうなおざね)

無官の太夫敦盛を熊谷次郎直実討取ったり

と叫んだのを聞いて、目を覚まして出てきます。

直実の人形もかっこいいけど

なぎは目が見えなくなった玉織姫が、

敦盛の首を抱いて泣いて、

途中動きがゆっくりになって、

最後力尽きるとこの人形の動きに惹き込まれました

でもここで直実が首を斬ったのは

実は自分の息子の小次郎なんですよね

途中、自分が死んだら父の経盛に自分の亡骸を届けてほしいって言ったり、

直実も、怪我して陣屋に残してきた息子の小次郎が心配やいうようなこと言ってるんやけど

この会話のときはすでに小次郎と敦盛は入れ替わってるの???

また勉強しよ(´・ω・`)

ちなみに、

なぎの地元、福良には煙島っていう小さい島があって

ここには敦盛の首塚があるんでっせ。

でも

なぎここで高校のときに夏休みのレポートのために近所の漁師のおっちゃんに乗せてってもらって

鳥居くぐって石の階段上っていったら
昼間やのに真っ暗で

近所の子と写真撮ったら

ヤバイもん写ってましたwww

あまりにはっきり写ってたので
おかんの店でお客さんに見せまくって

怖いからずっと店の冷蔵庫の上に置いてあって

夏休み後レポートに貼って提出したら
卒業直前、忘れたころに戻ってきた。。。

ま。

興味ある方は煙島について調べてみてくださいな。

 

人形座の皆さん、

前日東京に来て、公演後すぐ淡路に帰って、今日からまた福良で通常公演、ほんまにお疲れ様です。

 

なぎは6年くらい前に今回の会場の近くで働いてたことあって、その時にハマってた
麻辣麺を食べて帰りましたw

春雨の麺で、自分で具材を3種類選んで辛さも選べますねん。

なぎは大辛の3辛にしたけど、久しぶりに食べたら辛かったw

迂闊に吸い込むと激しくむせます。

でもおいしかった

食べログ 七宝麻辣湯

人形座の公演、

5月19日(土)埼玉の草加公演の速報チラシが入ってました

播州皿屋敷って

井戸からお菊さんが出てきて

いちまーい、にまーい

ってやつやんな?

ドリフのコントで観た気がするw

楽しみやなぁ♪

 

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