三味線と勉強時間

なぎはゲームのグラフィックデザイナーをやっておりまして

ゲームもリリース間近になると、バグがないかを徹底的に調べて、バグがでたら、すぐ対応するために、遅い時間まで待機する時期があります。デバッグ期間というやつです

今通勤で片道二時間弱かかるので、帰宅したら日付がかわるくらいの時間になってることもあり、そこから翌日のお弁当仕込んでお風呂入ってちょっと休憩したら、あっちゅー間に2時すぎてて

その中で義太夫や三味線の練習というと、三味線は音出せないので、ちょっとでも早く家についたらまず三味線の練習が第一優先♪

義太夫三味線はまずバチを正しく持つところで最初の壁があります

バチを薬指と小指で挟むんですけど、小指の指の付け根の
骨がどうしてもぽこって飛び出てもて、それはNG。これが
けっこう難しくて、お師匠さんに指直してもらっても初日は痛くて痛くて
まじか。。。こんなんで弾けるのかって思った。

さすが、お師匠さんが私らのために絆創膏持参で配ってくれました。
最近は絆創膏しなくても大丈夫やけど、こないだまた持ち方直されたので、
ちゃんと持ててなかっただけかも^^;

あと、真ん中の2の糸がうまく弾けない…

かといって他の音べつに上手くは弾けてないけど( ̄▽ ̄;)

稽古で使ってる三味線の譜面、こんなん

いろはにで書かれてて、左端の

一、7、七みたいなのが、

い、ろ、は

にあたるんやけど、調べたら変体仮名って感じでもないし、不思議。

初めての稽古の時、やっぱ混乱して、なんで“七”が“は”になるのか聞いてみたら、“花”の匕をとって、花の“は”って教えてもらいました。

んで、三味線構えたときに、上から解放弦の七(は)が一番太い1の糸で、ろが2の糸、一(い)が細い3の糸なんやけど

一て書いてあるのに3の糸…あれれってそこでもまた混乱w

最近は、切れやすい糸が3の糸って感覚で覚えたから、3の糸って言われても混乱しなくなってきました(*´ω`*)

今まで、五線譜に書かれた拍子が指定されたおたまじゃくしを見てたけど、三味線の譜面ておもしろい

拍子の指定がなくて、早くとか、ゆっくりとか、繰り返しとか、そうゆう表記。

繰り返す回数も厳密に何回とか決まってなくて、お師匠さんも数えてないそう。

なぎにぴったりすぎる世界(*´ω`*)

覚える作業は時間短縮のためw太夫は、仕事中に稽古の音源聴いてると節とかなんとなく覚えたりはするけど、お師匠さんのニュアンスは譜面に起こせるものではなくて、難しいけど、ひとつの節にいろんな表現のテクニックが隠れてて面白いし奥が深い。ただ、今まで歌を歌うときはピッチのよしあしばっかりで一喜一憂してたので

これもなぎにぴったりの世界w

ブルースとかソウルミュージックとか、そんなに深く傾倒したわけではないけど大好きで、でも歌うとやっぱりその土地でその文化を生まれたときから培ってきた人たちと同じように表現するって難しいなと思った。だからこそめちゃくちゃかっこいいし魅了される♪その音楽が好きってことはその文化が好きってことやなって思う。ブルースが琴線に触れて好きで好きで仕方ないって人は、前世がその文化圏の人やったんちゃうやろかw

でも日本には日本のブルースみたいな(暗いの多いしw)のがあって、めちゃくちゃかっこいい。やっぱり節やメロディにはいろんな法則があって、それを実感したら、日本人に生まれてヨカッタなとほんとに思う。

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